不動産の相続登記義務化はいつから始まるの?背景や手続きの簡素化についても解説
不動産を相続したら不動産登記が必要です。不動産登記は義務化されており期限内に手続きしなければ罰則があるので注意しなけらばなりません。この記事では...
今回は憧れのポツンと一軒家に焦点を当てて解説していきます。
ポツンと一軒家は朝日放送系で放映されているバラエティー番組で、日本各地の人里離れた場所に何故かポツンと存在する一軒家にフォーカスした人気番組です。
印象としては都会の暮らしに疲れたり、人との付き合いや普通の生活に飽きた人や昔から住んでいる人など、人々の興味関心を誘うような方が生活しているケースが多いようです。
しかし、実際には在宅勤務という働き方を駆使しながら自然豊かな環境を求めるという現代人も少なくないようです。
今回の記事では、ポツンと離れた場所で暮らすことのメリット・デメリットについて解説していきます。
ここからはポツンと田舎暮らしのメリットについて解説していきます。
こちらは実際にポツンと田舎暮らしをしている方々のコメントから代表的なものをまとめて紹介していきます。
普通の田舎町とは異なり、山奥の集落では自然の移り変わりを強く感じることができます。人工物がほとんどないため、自然の美しさを純粋に楽しむことができます。
3月には菜の花が咲き、その後は桜が続き、次々と花が咲いていきます。夏には緑が広がり、秋には一面の紅葉、冬には雪景色が楽しめ、一年を通して色とりどりの風景を堪能できます。
また、季節ごとの作物を身近に味わうこともできます。
人口密度が非常に低いため、山奥の空気はとてもきれいです。
近くの川には生活排水が一切入っておらず、天然水で泳ぐことができます。
山間部の川は塩気がないため、海水浴とは違った楽しさがあります。
山奥の集落では過疎化が進んでおり、一人当たりの土地所有面積が広いです。
使われていない畑も多く、地域の人との良好な関係を築けば、畑を自由に使う許可を得ることも簡単です。
野草なども取り放題です。
若い人が住むだけで地域の高齢者に安心感を与え、感謝されることもあります。
移住してきた際には、隣の高齢者夫婦が本当に喜んでくれることもあります。
コンビニやファーストフード店が近くにないため、無駄な出費がなく、体に良くない食べ物を避けることができます。
オーガニックライフに慣れた私は、防腐剤が多く含まれるコンビニ弁当やファーストフードを食べると体調が悪くなります。
都会のような広告や雑誌がないため、余計な情報に煩わされることがなく、静かで落ち着いた環境で過ごせます。
過疎化が進む山奥では、空き家が多く、格安で購入や借りることができます。地域の人との良好な関係を築けば、無料で譲り受けることも可能です。
農家の家が多いため、広い庭や畑もセットになっていることが多いです。
空き家や耕作放棄地、山の資源を使って新しい遊びや事業を始めることができます。
たき火やバーベキュー、野外映画鑑賞、棚田フェスなど、多彩なアクティビティが楽しめます。
地場産の野菜や捕まえたジビエ、鶏の卵など、新鮮な食材を使った自炊が基本です。蛇口からは天然水が出てくるため、料理も一層美味しくなります。
お金を使う場所が少ないため、無駄な出費がほとんどありません。
家賃や固定資産税も安く、水道費も低いです。食材は自給や物々交換で賄うことができ、生活に必要なコストを抑えつつ、高品質な生活を送れます。
薪割りや火起こし、チェーンソーの使い方、畑作業や鶏の世話など、山暮らしに必要な技術や知識が自然と身につきます。
訪問者からは立派な山の男と見られることもあります。
空気や水がきれいで、食事も良質なものが多く、便利さがないため体を動かす機会が増えます。
自然と早寝早起きの習慣も身につきます。人口密度が低いため、感染症のリスクも低く、実際に山奥に住んでから風邪をひいたことはありません。
山暮らしに興味を持つ人は、お金よりも自然や生活の質を重視する傾向があります。心から山暮らしを楽しむ人たちが集まり、質の高い人間関係を築けます。
山奥で事業を始めることは珍しく、注目されやすいです。そのため、ブランド化しやすく、国内外のメディアにも取り上げられることがあります。
静かで美しい環境の中でストレスフリーな生活が送れます。毎日が優雅で豊かな時間です。
山奥の集落の人々は、都会の人々よりも幸福度が高いと感じます。その幸福感は、周りの人々にも伝染します。
少し非科学的な項目もありましたが、全体としては自然と触れ合える点や健康的な環境という点に惹かれてポツンと田舎暮らしを始める人が多いのではないでしょうか。
次にデメリットについて解説していきます。
ここでは地方に移住する際には、「生活面のデメリット」と「仕事面のデメリット」が考えられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
地方に移住する際の生活面でのデメリットは、主に以下の3点です。
地方では、車がないと生活が不便です。不便どころか正直に言うと生活は難しいでしょう。
公共の交通機関が十分に発達していないことが多く、バスや電車の本数が少ないため、移動が制限されます。
例えば、バスや電車が1時間に1本しかない場合も珍しくありません。
車を所有していないと、生活の自由度が大きく制約されるため、地方での暮らしには車が必須となります。
日常生活に欠かせないコンビニやスーパーの数が少ないことも地方のデメリットです。
徒歩圏内に店舗がない場合もあり、必要なものがすぐに手に入らないことがあります。
都会に比べると、店舗の品ぞろえが限られていると感じることもあるでしょう。
都会暮らしに慣れている人にとっては、不便さを感じることが多いかもしれません。
地方には娯楽施設が少ないこともデメリットです。
都会では映画館や劇場、美術館、有名アーティストのコンサートなどを気軽に楽しめますが、地方ではこれらの娯楽を楽しむためには都市部まで足を運ばなければなりません。
これまで仕事終わりに楽しんでいた娯楽が、地方では気軽に楽しめなくなることがあります。
地方に移住する際の仕事面でのデメリットは、以下の通りです。
地方では求人数が少ないことがデメリットの一つです。
企業や店舗の数が少ないため、選べる仕事が限られます。
人口が少ないほど求人数も少なく、希望する職種の求人がないこともあります。
何かしらの仕事は見つかりますが、職業の選択肢は非常に限られます。
地方の年収は都会に比べて低いことがあります。
同じ仕事でも、地方では給料が安くなるケースがあります。
都会の大手企業は給料が高い傾向があり、昇給や昇進の機会も多いですが、地方ではそれが難しい場合があります。
キャリアアップを目指す人にとっては、地方移住が障害となることがあります。
生活環境が変わると、ライフスタイルも変化します。特に山の近くに移住する場合は、その地域特有の注意点を把握し、移住後の安心した生活に活かしましょう。
山沿いや山間地の集落では、住民同士が強い結びつきを持ち、協力し合いながら生活しています。
このため、都会に比べて人間関係が密になりやすいです。
町内会や自治会、消防団などの地域コミュニティの活動も盛んで、祭りや結婚式には集落全員が参加するなど、独特の風習が残る地域もあります。
これらの人間関係を「心強い」と感じる人もいれば、「息苦しい」と感じる人もおり、感じ方は人それぞれです。
地域コミュニティの人間関係は、移住後の生活に大きな影響を与えます。
そのため、移住前に移住体験ツアーなどで地元の人や先輩移住者と触れ合い、その地域の風習や活動について学ぶことが大切です。
また、実際に移住した後は、積極的にコミュニティに参加し、自ら地域に飛び込む姿勢も重要です。
山の近くに住みたいけれど、密な人間関係を避けたい場合は、別荘地への移住を検討するのも一つの方法です。
別荘地は夏の避暑や冬のスキーリゾートとして利用されるイメージが強いですが、定住や二拠点居住の場として利用している人も多いです。
別荘地に住む多くの人は都会からの移住・定住者であり、人間関係は比較的ドライです。
ただし、別荘地はもともと定住を想定していない地域であるため、買い物が不便であったり、シーズンオフには人けがなく、自然環境が厳しいといった課題もあります。
それでも、人間関係に縛られず自然の中で自由に暮らしたい場合は、別荘地への移住も考えてみましょう。
いかがでしたでしょうか。
山の近くでの生活は、平地に比べて気候条件が厳しく、地域社会の密な人間関係や独自の風習など、都会の生活環境とは大きく異なる点が多々あります。
こうした違いに対応するためには、地域の事情を事前に知り、メリットとデメリットを把握しておくことが重要です。
また、移住後の生活を楽しむためには、思わぬハプニングも受け入れる大らかな姿勢が必要です。
細かいことにカリカリせず、新しい出会いや発見を楽しみながら毎日を過ごしましょう。
これにより、移住生活での様々な経験が豊かで価値あるものになります。
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鉄道を通じて地域の発展に貢献したいとの思いから、JR西日本に入社後、鉄道電気設備の維持・管理業務に携わる。
鉄道だけでなく幅広く地域の発展に貢献したいとの想いから、不動産の買取再販を行うこのびに参画。
鉄道業務で培った高い安全性・信頼性を自身の価値観とし、お客様との信頼関係構築を第一に、一人ひとりに寄り添った提案をすることを大切にしている。
このびでは営業・リフォーム・販売の経験を持ち、現在は事業統括・推進を行っている。
「このび」を通じてお客様に豊かな生活を提供することで、地域の発展に貢献したいと考えている。
子育て真っ盛りの1児の父。趣味はキャンプ。